女児二人餅だらママ。

小学生女児2名と猫4匹を持つ、在宅ワーカー主婦.

初心者ライターの罠、文字単価0.1円以下を回避しろ

いつもと違う感じのタイトルだけど、時々書いている「文字単価0.1円以下」発注記事について改めて書いてみたいと思う。

 

だってこれ、ターゲットが初心者なんだけど、主婦ライターも多く含まれているから。

主婦歓迎!とか書かれてたりするのよ。

確かに初心者で主婦ライターの人口、多いと思う。自分もそうだし。

 

調べてみたところ、クラウドワークスはもちろん、ランサーズでもあるようで。

ツイッターで「文字単価  0.1円以下」で検索すると、ライターが何を思っているか見ることができる。

 

要約すると、「ひでえ、ライターを人間扱いしてない、やめとけ」という意見ばっか。

 

うちは今現在、テストで落とされたり返事がこなかったりで案件契約にたどり着かず、猛烈に焦っている。

それでも、文字単価が異常に低い案件に応募する気にはなれない。

でも、初心者で不安があって、応募しても応募しても落とされてしまっている人は、こういった文字単価0.1円以下案件に手を出してしまうのかもしれない。

 

なぜならば、文字単価0.1円以下案件は、「不安がある人でも大丈夫!初心者歓迎!」と謳ったフレンドリーな募集文が多いから。

それに加え、「ライティングスキル向上」と書かれているものも非常に多い。

「本来ならばライティング講座は高額なお金を払いますが、この案件では稼ぎながらライティングスキルが上がります」って、テンプレでもあるのか疑いたくなるような同じような文面の募集記事も多い。

 

あとは「アットホーム」「丁寧な添削」「成長できる」あたりのキーワードも怪しい。

アットホームってなんだ…?

添削は、うちが仕事したところは、「添削」じゃなくて「必要な場合は修正してもらう」ってところばかりだったし。

添削は学習指導的な意味があるから、あえて使っているのかもしれない。

仕事として納品したものを添削してもらうってのはおかしいよな?

発注側が直してほしいと思ったら、ライターに修正指示するだけだよな?

 

でも、やっぱり初心者だし、初めてだから文字単価の低いところから応募したい気持ちは分かりすぎる。

自分も一番初めは0.3円か0.4円に応募した気がする。

 

でも一番重要なのは、自分に合ったジャンル!!!

 

文字単価が高いからライティングスキルの高い質のいい記事を書かなきゃいけない、文字単価が低いなら質がよくなくても大丈夫。っていうわけではない。

 

文字単価は気にせず、自分に合ったジャンルを探して書けばいいだけよ…

たまたま自分が書けそうな相性のいいジャンルで、文字単価が高くても、応募してしまえばいい。

 

結局クライアントごとに求めるライティングのくせが違うから、レギュレーションやマニュアルを確認することになる。

それを守ってライティングして、大丈夫そうなら合格だし、ダメなら落ちるだけ。

 

ダメっていっても、募集人数1人に対して10人応募があったりしたら、ライティングスキルがあっても確率的に受かるのが低くなるんだし、そこまで落ち込む必要もない。

 

マニュアルも、クライアントごとにめっちゃページ数が多いものから、少ないものまで様々。

なので、初心者であっても、自分の書けそうなジャンルを重視して仕事を探すことが大事。

それでたとえ受からなくても、0.1円案件は時間の無駄以外の何者でもないので相手にしないほうがいい。

 

マニュアルとかレギュレーションとか難しそう…って人もいるかもしれないけど、ただ単に守って欲しい書き方を書いてあるだけなので、安心してほしい。

 

「出来ます」は「できます」、「可愛い」は「かわいい」と表記してねー、とか、1つの見出しにつき、文字数は○~○文字にしてねとか。

 

そういえば、文字単価0.1円案件の中に、報酬が高いと欲が出てよくないみたいな文章があったんだけど、逆や。

報酬が高いからこそやる気も責任感も出る。

報酬が安いと、どれだけ頑張っても結局安いしな~、適当でいいや。ってなる。

どっかのラーメンだかの漫画で、「無料で働かせて欲しいって言った人がいたけど断った、なぜならば、お金を介さない仕事は無責任になるから」ってのがあった。

そのとおりだ。

 

時給で考えるとわかりやすいけど、その時間にかける価値を考えてほしい。

文字単価が低ければ低いほど、何時間かけてもお金は稼げないけど、あなたの時間の価値はそんなに低いものなのか?

 

文字単価0.1円以下案件に関しては、無視しろ、相手にするな、の一点なんだが、なんだか募集記事は多いんだよね…

募集側も、「自分もライターだった」って人がちらほらいて、じゃあなぜこんな低い文字単価を設定する…?ってなる。

自分がかつてライターだったのは、親近感を持ってもらうための嘘かもしれないけど。

 

異常に低い文字単価で仕事を受注してしまうと、クライアント側が「この文字単価でも仕事受けてくれる人いるんだー」って思ってしまうので、本当に応募しないでほしい。

本当に初心者で悩んでる方が被害に合う機会が増えるだけ。

 

初心者であっても、0.4円とか0.5円くらいから応募してみていいと思う。

逆に0.3円であっても、このテーマなら書きたい!!って思うなら応募してもいいかな?

自分はまさにそれで、文字単価0.3円の案件だったんだけど、自分にぴったりすぎる案件で、ぜったいやりたいと思ってそれがライターデビューとなった。

他では活かせないであろう個性的なテーマだったんだよね。

 

その案件は1年以上継続してて、文字単価アップして今では0.5円~0.6円くらい。

文字単価じゃなくて記事単価でやってるので、書けば書くほど安くはなっちゃうんだけど。

きちんと連絡のとれるクライアントさんなので、手放したくはない。

 

今まで文字単価1円とか0.8円のクライアントもいたけど、まともに連絡できなかったからサヨナラした。

 

ライティングの仕事は、文字単価が高ければいいという問題でもない。

 

今応募していて返信待ちのクライアントさんは、わざわざ条件で「連絡がちゃんと取れる方」ってなっていたので、大丈夫だとは思うけど…

 

とにかく、文字単価0.1円案件は、連絡云々より、発注する時点でやばいので、相手にするべきじゃない。

自分の書けそうなテーマやジャンルを一番に考えて、文字単価は0.4円以上のものに応募してみてください。

実績や経験を問うところもあるから、初心者なら不問でテストライティングがあるところがいいです。