「育児を手伝う」って時点でおかしい話なんだけど、世の中見てると「うんちおむつは替えない」「ていうかオムツとか替えない」「育児は女の仕事」とか思ってる男親がまだいるっぽいのでちょっと書いてみようかと思います。
あくまでうちの場合ですよ。
まず最初が肝心。
赤ちゃんが生まれて、お世話を母親メインでやってたら男親の方は「俺はやっていいのだろうか?やり方が分からない。やっても下手だから怒られる?育児は母親に任せるべし」とか思いこむようになります。たぶん。
ていうか日々の家事と同じですね。
「お皿くらい洗ってくれたらいいのに」「家事手伝ってほしい」「言い出しにくい」
とこっちが思ってる時、相手も「手伝い方が分からない」「手伝ってもうまくできないから怒られる」「あっちの仕事には手も口も出さない方がいい」と思っています。
もうこれは結婚して一番最初の時に女性側がどう動いて誘導するかにかかってくると思うんですが、とりあえず育児の話に戻ります。
私の場合、生まれてすぐに「オムツの替え方教えるから見てて」と言いました。
退院してから産後1週間以内だったと思います。
「私が急に倒れたり死んだりした時の為に、母乳以外すべてのお世話は出来るようになっておいてよ」と伝えました。
事実、乳腺炎になり40℃近く熱が出て三回ほど寝込みましたし。
私自身、赤ん坊が生まれてすぐだったのでそこまで赤ちゃんの世話はうまくなく、主人とスタート地点がほぼ一緒の状態だったのがよかったのだと思います。
うんちオムツの時も、まず私がやり方を教えてから一人でできるようになるまで、三回くらい見守る形をとりました。
今では私が家事をしてる間、「うんち出てたからオムツ替えたよ」と終わった後に報告してくれます。
世間の話を聞いてると、母親が家事をしてる間にオムツが汚れたら「オムツ汚れてるみたいだよー」(じゃあてめえが替えろよ!)と汚れた事だけを報告する夫が少なからずいるらしいので。
私は自分の家のことしか分からないので、そういうタイプが多いのか少ないのか分かりませんが、ゼロではないみたいなのでそういう事聞くとイラッとします。
あとは家事ですね。
もし自分のやり方があるのなら、先に教えておくべきだと思います。
でもたぶん無意識の人もいるから、やってもらってから気づくんでしょうけど…
それだと、せっかくやってもらった家事にあとからケチつけることになるんですよね。
とりあえず、「家事手伝ってくれたらいいのに」と思ってるだけじゃなくて、具体的になんの家事をしてほしいのかちゃんと伝える。
じゃないと夫側は「家事は妻の仕事だから勝手に自分のやり方でやったら怒られる」と思っていますから。
最近だと私の場合は「洗濯もの畳むのと洗い物するの、どっちがいい?」と聞いちゃってます。
二択(笑)
具合悪い時とか手が離せない時は「洗い物して」って言いますけど、お出かけ前とかは分担する形ですね。
今までは自分が全部しなきゃいけないと思ってたんですけど、主人がいるときって大体お出かけ前なんですよ。
お休みの日とか。
だからどんどん出発時間が遅くなっちゃうから、同じ時間に家事ふたつこなした方が効率的って気づいて。
「自分の出かける準備終わった?今何もやってないね?じゃあ洗濯物と洗い物どっちがいい?」って聞いちゃいます。
子供のいない専業主婦だったらきっと家事頼みにくいと思います。
体調悪い時とかを除いて。
でも子供がいて育児が大変だったら、育児も家事もガンガン手伝ってもらっていいと思うんですよね。
まあ育児は手伝うじゃなくて、夫婦の共同作業ですが。
とりあえずまとめです。
完全に個人的意見というか予想入ってますが、たぶんこんなもんだと思います。
・最初の方に言ったりやってもらったりしないとだめ。
・あとからだと「なんで俺が?」って思うようになる。それか「えっ、俺がやるものだったの?」ってびっくりされる。
・具体的に何をやってほしいかちゃんと伝える。
・やり方もちゃんと教える。
・育児は夫婦一緒にやるものだと意識させる。
女性は察してほしい事が多いと思いますが、男性は口で言わないと分からないです。
ちゃんと口に出して伝えることがまず大事だと思います。